理論化学① 化学結合
こんにちは!
わたるです!
前回、高校化学においては
本質の理解
が最も重要であるとお伝えしました。
ですが、いきなり
応用問題の本質を理解する
というのは難しいと思います。
ということで今回は化学の基礎である
「化学結合」
をテーマにポイントを
お伝えしていきたいと思います!
みなさんの中には
「金属と非金属の結合はイオン結合」
「非金属と非金属の結合は共有結合」
のように暗記にしている方も
いらっしゃるかと思います。
しかしこれは前回申し上げた
本質の理解
とは真逆にある考え方である
と言えます。
では化学結合を本質的に理解するには
どうしたらいいのか・・・
最も大事なポイントは
電気陰性度
です!
電気陰性度というのは
電子を引っ張る強さ
のことですから
2つの原子の結合を考える時、
「2つの原子の電気陰性度の差が大きい」
と共有電子対は片方の原子に偏り
その原子がマイナスに帯電するので
イオン結合になります。
「2つの原子の電気陰性度の差が小さい」
と共有電子対は偏らず
共有結合になります。
各原子の電気陰性度の値を
全て覚えるのは
効率のいい勉強法である
とは言えません。
なので実践的には上記の
「金属と非金属の結合はイオン結合」
のような覚え方の方が
効率がいいと言えます。
しかし背景には電気陰性度
という要素があって
結合の種類が決まっている
ということを理解することが重要です!
この記事を読み終わったら
教科書に載っている
電気陰性度の図を見てみてください!
(一応上に載せときました!)
今回はこの辺で終わりにしたいと思います。
ではまた、次回のブログでお会いしましょう!
さよなら〜